今回は、TOEIC300点台だった僕が2ヶ月で760点(L415、R345)まで伸ばした勉強法をご紹介します。
この記事は、英語が苦手だった僕でも目標点数を取れた方法をみなさんに共有したいという趣旨で書いておりますので怒らないでお付き合いいただければ幸いです。
人によって合う、合わないがあると思うので、役に立ちそうな情報を掻い摘んで参考にしていただけたら良いと思います。
僕の勉強法は、英語を基礎から学んでTOEIC満点を狙う方や英会話取得を目指す方には向いておりません。
中学英語の文法知識ベースで小手先だけのテクニックと単語力でゴリ押しする方法です。
(文法知識が不足しているとどこかで頭打ちになると思います。)
初期スペック
平凡な高専生、帰国子女ではない。中学時代は英語は苦手でも得意でもありませんでしたが、高専入学を期に英語に触れる機会が激減。←定期試験でちゃんと勉強しなかったのを学校のせいにするな。
まぁ高専生は総じて英語が苦手で数学、物理が得意な人が多いです。
TOEICの試験自体は学校指定で受けたことがあり右も左も分からないというわけではなかったですが、300点台だったので英語力は皆無の状態でした。
単語
僕が使用した単語帳は金のフレーズ、いわゆる「金フレ」1冊です。
正直他の単語帳に手を出す余裕がなかったというのが本音ですが、僕の周りでTOEICを受ける人はかなりの割合で持っていたため、自信をもって推せる一冊です。
単語は一番最初に徹底的にやるべきです。英語力=単語力をこれほどに痛感したことはありません。ここを妥協すると後々響いてきます。
また、英語力に自信のない人ほど単語力でカバーすることが大切です。
part別対策
part1
特に対策はしておりません。単語の発音が分かっていれば、特に対策無しでも解けると思います。
part2
When,Whoなどの疑問詞や動詞を聞き取ることが得点の鍵となります。
そのため、英語を聞き取るのが難しい状態であれば疑問詞や動詞だけでも聞き取れるように練習することが大切です。
僕は単語を覚える際に発音も覚えていたため、動詞を聞き取ることには苦労しませんでした。
part3
僕はリスニングで410点を取っていますが、単語の発音以外のリスニングの勉強をほとんどしていません。
TOEIC公式問題集で設問を読む練習をひたすら繰り返しました。
問題文が流れる前に設問をいかに速く、正確に読めるかが得点の鍵になると思います。
帰国子女や留学経験のある方は聞きながら問題を解くことができるかもしれませんが、それ以外のTOEIC初心者は先に設問を読む方法をおすすめします。
先に設問を読んでおくことで、単語の拾い聞きで得点できる可能性が高まります。
part4
part3と同様です。
part5
僕は、文法特急で勉強しました。間違えたところ、偶然正解したところはなぜ分からなかったのかを解説を読んでしっかり理解することが大切だと思います。
ゆったりと解いているとpart7に充てる時間が全然無くなってしまいますので、迷ったら次の問題に行くことをおすすめします。
また、neither ~norなどの連語が出てきたら選択肢を見て瞬殺してください。
part6
公式問題集での演習を行いました。
part5の演習をするとpart6を解く力が身につきますが、僕は少し苦手だったので個別に対策が必要だったのかもしれません。
part7
精読の練習を何度も行いました。
僕は、part5の演習書で精読を始めることをおすすめします。短い文章のため拒絶反応なく始めることができ、文法知識も身につきます。
part7では速く読むことに重点を置きがちですが、精読あっての速読ですので精読を疎かにするのは良くないです。
テクニック
マークシートの塗り方
太いシャープペンシル又は鉛筆を使って塗りましょう。たかがマークシートを塗る時間で…と思うかもしれませんが、かなり時間短縮になりますので、ぜひ習得していただきたいスキルです。
part3,4では先にチェックだけつけておいて、リスニングパートが終わってから一気に塗ることでpart3,4の答案時間を増やすことができます。
コツは「の」の字を書くように塗ると一筆で書けて時間を短縮することができます。(以下画像参照)
接尾語を覚えよう
接尾語を覚えておくことで分からない単語でも品詞を絞ることができる場合があります。
これが何の役に立つかと言うと、part5の文法問題で空所に入るべき単語を接尾語を見て選ぶことができます。
part3,4は設問を先読み
part3,4では問題文が読まれる前に設問と選択肢をすべて読んでおきます。
そうすることであらかじめ内容を予想できるため、単語の発音さえ分かっていれば高確率で正解を選ぶことができます。
素早く解答を終えたら、また次の問題の設問を読む時間に使いましょう。
参考書は少ない方が良い?
理想は単語帳、文法書、実践問題集など1つの分野に対して1冊ずつを選定し、それらを完璧に仕上げることだと思います。
もし、数学や物理で1つの分野でたくさんの参考書を買って飽きたら別の参考書へ…などということをしてしまうと非効率極まりないです。
しかし、僕は英語に関しては触れた時間が実力に直結すると考えています。
そのため、飽きて別の参考書を買って新鮮な気持ちで勉強できるのならそれもありなのかなと思います。
使用参考書
単語帳、通称「金フレ」
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
part5 演習書
part5 初心者向け文法入門書
公式問題集はたくさん載せてますが好きなものを1,2冊持っておけばよいと思います。
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1
公式TOEIC Listening & Reading 問題集2
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
最後に
試験前は、カフェイン飲料とチョコレートを食べて望みました。集中力が増すと言われていますから効果があったのかもしれませんね。
TOEICは短期集中で点数を伸ばすことが可能です。もう時間がないから…と諦めてしまってはもったいないです。
できることなら最後まであがいて、後悔のないよう精一杯頑張ってくださいね。
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